みなさん、안녕하세요!(アニョハセヨ!)
融合理工系修士2年の佐藤澄人です。
現在キャンパスアジアプラスのプログラムにて、KAISTという韓国の大学で1ヶ月間のResearch Orientationを行っています。
もともと韓国の文化やK-POP、Netflixの韓国ドラマに興味があり、学生の間に海外留学をしたいと思っていましたが、夏休みの1ヶ月間ということで、修士研究にもそこまで影響がないこのプログラムを選びました。
【研究室について】
普段は再生可能エネルギーの研究をしているため、サステナビリティ系の研究に興味があり、The Graduate School of Green Growth and Sustainability (以下GGGS) というコースに所属している研究室で、「EV促進が石油需要に与える影響」について研究しました。と言ってもEVに関する知見は他の学生と同じくらいですし、1ヶ月という短い期間だったので、データを収集して分析するといったことまでは出来ず、EVの今後の普及予測や石油の需要予測などに関する論文を20本ほど読んで、理解を深めて、分かった内容を最終週のプレゼンで発表するということになりました。
教授とは週1回、計4回の個別ミーティングをして頂きました。教授も非常に親切で、EVにはどのような課題があり、今現在どういった研究が行われているのかといったことを事細かに教えてくださり、1か月間の研究スケジュールまで考えてくださりました。また、研究のみならず、オススメの観光スポットや近くの美味しいご飯屋さんについても教えていただいたりしました。
GGGSはKAISTの中でも新しめの研究室が多く、学生数の少ない研究室が多いです。(私の研究室も4人でした) そのため、専用の研究室を持たない代わりに、他の研究室の学生と合同で使えるスペースがいくつかあり、各自の専用デスクが与えられています。そこで他のGGGSの学生と交流することもできます。私が主に使っていた場所には20人くらいの学生がいたので、みんなで食堂でランチを食べたり、タクシーに乗って夜ご飯を食べに行ったりしました。
【寮での生活について】
敢えてネガティブなことから書いてみようと思います。まず冷蔵庫がないです。夏にどうやって冷蔵庫無しで過ごせばいいんだ!と2週目くらいまでは思っていましたが、各フロアにウォーターサーバーがあるので意外と慣れてしまいます。あと、寮の部屋は正直狭いです。私が一人暮らししている部屋より狭い場所でもう1人の学生とルームシェアをしなくてはなりません。神経質な方なので、少しの物音でも起きてしまうのですが、これも意外と慣れます。研究室から帰ってきた後に、寮の1階にあるジムでトレーニングをすれば疲れてぐっすり眠れるのでオススメです。
キッチンがないので自炊は出来ませんが、私は普段からあまり自炊をしないので…
マイナス面はこれくらいでしょうか。24時間オープンの売店も寮にありますし、洗濯機乾燥機ともにいつでも使えます。
【食べ物に関して】
私は辛い食べ物が苦手で、「韓国料理=辛い」イメージがあったので心配していたのですが、それを前もって研究室のメンバーに伝えていたので、1ヶ月間No Spicy Food生活を達成することが出来ました。カイマルという1番大きい食堂では毎食ビュッフェがあり、毎回キムチが登場するのですが、正直あまり美味しくないです。(料理には辛口)。1回だけ試して口に合わなかったので辞めました。
学外にも韓国料理を楽しめる店がたくさんあります。中でも個人的に1番美味しかったのはカンジャンケジャンです。今まで新大久保でしかカンジャンケジャンを食べたことがなかったのですが、ただ塩辛い食べ物という印象でした。しかし本場の味は違います。程よい塩加減でご飯が進みます朴朴。キャンパスの近くにもお店があるので、これからこのプログラムに参加される方は是非行ってみてください。
これ以外にも同じプログラムのメンバーとKAISTのバディの学生とで週末に釜山旅行に行ったり、韓国プロ野球の観戦をしたり、現地の日本語が話せる韓国人と仲良くなり、一緒にご飯に行ったりと、ここには書ききれないですが、たった1ヶ月とは思えないほどの思い出がたくさんできました。出会えた皆さんに感謝してます。
最後になりますが、キャンパスアジアのプログラムを含め、弊学にはたくさんの留学プログラムがあります。もしこのブログが、皆さんの留学先を選ぶときの参考になれば大変光栄です。
この経験が私にとってそうであったように、皆さんにとっても大きな学びと成長の機会になることを願っています。