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「東工大の国際戦略2012」

東工大の国際戦略2012
~「世界最高の理工系総合大学の実現」へ向けて~
本学が2002年に他大学に先駆けて国際室を設置し、2003年に極めて先進的な国際化ポリシーペーパー(PP2003)を策定してから、約9年が経過した。
その間、国際大学院プログラムや清華大学との大学院デュアルディグリープログラムの実施、海外拠点やタイ政府・大学との連携大学院(TAIST)の設置、アジア理工系大学トップリーグ(ASPIREリーグ)の創設などに代表されるように、本学は国際化の面で大きな成果を上げてきた。
同期間に、日本では少子高齢化の進展と経済停滞を経験し、昨年には東日本大震災とこれに起因する原子力災害という未曽有の事態も発生し、日本の復興への底力が試されている。
世界に目を転じれば、資本や労働といった市場が国の枠を越えていくという意味で経済社会のグローバル化が進展し、新興国は想像を超える勢いで経済発展を遂げており、また、地球環境問題や世界的金融危機をはじめとする地球規模での課題も顕在化するなど、我が国を取り巻く環境は大きく変化している。
これら状況変化に対応するとともに、本学の将来構想「東工大ビジョン2009」の実現や「教育ポリシー」の実行を加速していくため、国際室は2010年12月に新国際戦略の検討プロジェクトチームを設置し、本学の国際戦略の見直しを開始した。その過程では、PP2003の実施状況のレビュー、大学内外の関係者への取材、
世界の有力大学の国際戦略や本学の国際化データの調査を実施した。これらに基づく集中的な検討を踏まえ作成した「東工大の新国際戦略に関する提言」について全学的な議論を経た上で、ここに「東工大の国際戦略2012」を策定する。
本戦略の実施により本学の一層の国際化を通じて本学の長期目標である「世界最高の理工系総合大学の実現」を達成し、日本が再び世界をリードしつつ発展していくことに結実することを願うものである。
本文につきましては、下記PDFをご覧ください。
「東工大の国際戦略2012」
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