文部科学省「大学の世界展開力強化事業」キャンパス・アジア

参加学生の声

村松 将和
  • 参加プログラム:
    キャンパスアジア ダブルディグリー派遣プログラム
  • 所属:
    九州大学総合理工学府 環境エネルギー工学専攻
  • 派遣先大学:
    釜山国立大学校(中国)

釜山国立大学校へのダブルディグリー派遣を通して得たもの

私は入学当初、キャンパスアジアプログラムの事を知り参加を決めていたものの、派遣先については釜山か上海か締切ギリギリまで随分迷っていました。文化背景についてはどちらの国へも先入観はなかったため、研究室マッチングをプライオリティに置き釜山国立大学校へ決めたのですが、結果的に韓国文化は非常に自分に合っており、有意義で貴重な学生生活を送ることができました。派遣は5ヶ月という短い期間だったため、積極的に研究室へ顔を出し、指導教員や研究室メンバーの協力を得て研究と実験をさせてもらいました。実験結果についてはうまくいかない事も多く、仲間たちと議論を交わし大変な毎日ではありましたが、そのお陰で英語コミュニケーション能力が飛躍的に伸びたことも収穫です。面倒見のいい彼らはオンオフ問わず私に付き合ってくれる良い友人でした。研究に加え規定単位を履修し卒業を遅らせることなくダブルディグリーを取得する事は容易ではありませんでしたが、金銭面や生活面の心配をすることなく、目標に向かって集中、努力できるまたとないチャンスを与えてもらったと思っています。さまざまな面で成長したと実感しますし、自信がつきました。また将来的に自分が向かう方向を見定めるきっかけにもなりました。忙しくめまぐるしいあっという間の日々でしたが、キャンパスアジアから一緒に派遣された仲間や現地でできた友達を含め、一生の宝物となる経験です。