最初の1年はデザインと共通の授業に集中し、最後の半年は修士論文を準備しました。留学生向けの日本語の授業も受けられ、日常生活のコミュニケーションにもデザインの授業を理解することにも役に立ちました。この1年半の間に、浙江大学の修士論文の準備も並行しましたので、とても充実した生活を送りました。
学校での先生とのコミュニケーションや、同級生のデザイン・修士論文を見て、自分のデザインシンキングも変わりました。デザインもサービスも、自分が納得できる面白いアイディアを出すのはとても重要だと実感しました。自分も面白いと思えないアイディアを実装しても、他の人も面白い、使いたいという気持ちにはなれないのではないかと思うようになりました。また、デザインリサーチをする時、要素の強い紐付けを発見できるのはもちろんいいことですが、注目している要素は全然関係ないということも決して良くない結果とは言えません。面白い課題さえ研究すれば、その結果も面白くなります。
日本で就職活動を行った結果、採用され、現在はUI/UXデザイナーとして働いています。ダブルディグリープログラムの経験があったので、日本の職場生活にもすぐに馴染むことができました。中国のIT業界でも長期インターンをやったことがありますので、両方の違う考え方やノウハウなどを吸収しながら、仕事することは楽しいです。
ダブルディグリープログラムを通じて、いろんなデザインシンキングやノウハウを吸収できたり、日本のIT業界を実感できたりして、経験の幅をもっと広げることができました。