7 月中で開かれているKAIST のInternational Summer School に参加しています。このプログラムでは授業を受けるタイプと研究をするタイプがありますが、私は授業を受けています。
〇授業に関して
「Risk Society and Disaster Studies」という、災害に関連する授業を英語で受けています。先生はアメリカ人、学生の中には英語ネイティブが数人、その他に韓国人、東工大からの学生がもう一人います。授業内容は、「災害とは何か。」、「災害が起きたときにどういう風な対処をするべきか。」「災害に関する教育はどのように行わなければならないか。」といった議題に対して、広島の原子爆弾やセウォル号沈没事故などの過去の事例を用いながら議論しています。毎回の授業終わりに次回分の教材として読むべきものが与えられます。また毎回の授業後に、その授業に関する話題で 300 から500 単語で自分の意見を述べる課題も与えられます。授業内では、読んできたものを中心に議論を行います。授業の参加者の中には英語ネイティブの人がいるため、完璧に話を理解するのが難しいときがあります。授業中は話についていくために、かなり集中しなければなりませんが、少しずつ英語での授業の受け方がわかってきて、成長を感じる一面もあります。
〇生活に関して
学内の寮で、2 人部屋で過ごしています。一人の東工大からの参加者とは日本語で話していますが、他のプログラム参加者で日本人はいないので英語で交流しています。プログラム参加者の中には、イギリス、シンガポール、中国、アメリカ、カナダ、ベトナム出身の人がいます。色んな英語のアクセントを聞けて面白いです。授業がある日は、8 時前に起きて、寮の近くにある食堂で朝ご飯を食べます。その後教材を読み課題をし、午後の授業を受けます。授業を受け終わると17 時ごろになっており、他のプログラム参加者と夕食を食べます。授業がない日は、ソウルやテジョン市内の観光をすることもあります。プログラムの活動の一環として、KAIST 学生のコーディネーターと週に1 回韓国文化の体験もあります。先週末はプログラム参加者全員と一泊二日で釜山に行きました。
韓国の気候は、そこまで日本の気候と変わらないです。ここ2 週間で旅行をする日に限って、雨が降っているような気がして少し悲しいです。まだ残り2 週間残っているので、楽しみながら勉強面もしっかりと頑張りたいと思います。