キャンパスアジア+のプログラムで、KAISTへの一か月間に及ぶ研究留学に参加しました。
"Advanced Biomaterial Laboratory"という研究室に所属し、メンターと相談しながらアミロイド繊維の形成についての研究を進めました。
韓国語は「アニョハセヨ(こんにちは)」と「カムサハムニダ(ありがとうございます)」しか知らなかったため、研究室メンバーとの意思疎通に強く不安を感じていました。今でも研究室へ初めて訪れた日の緊張感を覚えています。しかし、研究室の学生たちは当たり前のように英語で話しかけてくれたり、ランチやドライブに誘ってくれたりととても温かく迎えてくれました。研究の空き時間では、韓国語を学ぼうとする私に発音のトレーニングをしてくれたり、学食の韓国語のメニューを頑張って英語で説明してくれたり、韓国での食事の作法を教えてくれたりしました。研究室メンバーのおかげで、韓国文化を学び触れることができました。
週末は同じプログラムに参加したシンガポール、中国出身のメンバーとソウルや釜山に旅行へ行きました。韓国の街はどこも活気にあふれていてとても素敵でした。一番思い出深いのは釜山旅行です。それぞれに行きたい場所が違ったため、私達は2つのグループに分かれて釜山を周っていました。そんなとき、甘川文化村という場所で私達は何も待ち合わせをすることなく偶然に再開したのでした。出会った瞬間は驚きと同時にこのメンバーとの深い縁を感じました。
この旅行の間、私が感じたことをうまく英語で表現しきれずにストレスを感じる瞬間がありました。これは私にとっても新しい発見であり、今後勉強を続けていくモチベーションにもなりました。
この留学は研究室生活や週末など、どの瞬間を切り取ってもとても充実した経験でした。そして国を超えた多くの仲間と会えたことが何よりもの財産です。また会おう!