NTUで留学を初めてからすでに三か月が経とうとしています。ブログも今回が最終回です。やっとシンガポールの生活に慣れ始めて、ちょうど友達とも仲良なった頃なのに、あと少しで日本に帰らなければいけないのがとても残念です。今度また留学に行く機会があればもっと長く行きたいです。韓国の友達もたくさんできたので、日本に帰った後、韓国にも行きたいです。
さて今回はシンガポールの公共交通機関について書こうと思います。シンガポールの移動手段は主にMRT(鉄道)、バス、それとGrab(タクシー)です。ほとんど日本と変わらず、特にMRTはシンガポール全体に敷かれており、路線も東京メトロのようにぐちゃぐちゃとしています。駅の間隔も非常に狭く、歩くこともできます。ほぼ東京ですね。違う点は急行がないというところです。全ての電車が各駅停車なので、車を使えば10分程度の場所でも30分かかるということは珍しくありません。その反面、料金はとても安く、シンガポール内どこへMRTで移動しても最大料金はたったの3 S$です。全ての路線が一つの会社で運営されているので、乗り換えも非常に楽です。
バスはイギリスで見るような二階建てのバスが多く走っています。二階の先頭から見る景色は絶景です。料金は距離によりますが大体1 S$~3 S$位です。鉄道からバスに続けて、バスの料金はスペシャルディスカウントをもらえ、0.1~0.5 S$くらいでバスに乗車できます。逆もしかりで、バスから電車に乗る場合は電車がとても安くなります。合計でバスとMRTを乗ったときの最大料金は3.5 S$ととても安いです。そして、EZ-LinkやNETS(日本でいうPASMO)で電車とバスに乗ることができますが、VISAやMASTERCARDなどのクレジットカードでも乗車することができます。日本よりも便利です。ちなみに、NTUでもらえる学生証にはNETS機能がついており、現金もしくは現地口座のカードでのみチャージ可能で、交通機関、多くの飲食店で利用することができます。キャンパス内には、広大なNTUのキャンパス内を移動するためのフリーシャトルバスも三種類走っています。
Grab(タクシー)は日本と同じように比較的値段が高いのでできれば使いたくないですが、非常に早く移動することができます。シンガポールのすぐ近くにJohor Bahruというマレーシアの街がありますが、そこではGrabがとても安くグループで行けば、電車やバスよりも安いのでとても便利です。マレーシアでの観光の時にはGrabを使うことを強くお勧めします。
それとよくレンタル自転車を見かけるので、今度友達とナイトサイクリングに行く計画を立てています。しかし、日本のような自転車道は見たことがありません。基本的にシンガポールでは、暑いからか自転車移動をしている人は日本ほど見かけません。
現在NTUのキャンパス内の至るところでMRTの工事が進んでいます。今街の中心地に大学から行く際、バスを乗って最寄り駅に行かなければいけないのでとても面倒です。将来はMRTだけで移動できると思うと、MRTの完成が楽しみですね。