【KAIST】大学にマスコットキャラクターが?!(N.O.)

はじめに

韓国に渡航しておよそ1週間が経ちました.1週間という短い間でしたが,たったの1週間とは思えないほどいろんなことを体験しました.1つ目が戒厳令という異例の事態に遭遇したこと.2つ目が学食や図書館などKAISTの施設を巡ったこと.3つ目が研究室の忘年会に参加し,韓国の飲み会文化を体験したことです.

戒厳令の宣布

渡航した翌日の深夜,寝ていたところBuddyからの電話があり,「戒厳令が下されたが,学内は安全だから一旦心配はいらない」と言われました.まさに寝耳に水.そもそも戒厳令ってなんぞや?というところから始まり,調べてみたところただ事ではなさそうでした.しかし,Buddyが電話で伝えてくれた通り学内ではデモなどは行われず,今のところ何事もなく平穏なキャンパスライフをおくっています.とはいえ,歴史的にもまれに見る出来事のようで,一人だと不安になっていたと思います.すぐさま電話をかけ,安心させてくれたBuddyにとても感謝しています.

高水準なKAISTの学内施設

KAISTに到着した週にBuddyがキャンパスツアーをしてくれました.主に図書館と文化館,スポーツセンターを紹介していただきました.キャンパスツアー全体を通して感じたことは,「とにかく設備が広く,充実している!」ということです.図書館はもちろんですが,図書館と繋がっている文化館がとにかくすごかったです.洞穴の中で自由にくつろげるスペースや,KAISTのマスコットキャラクターである넙죽이(Nubzuki)のグッズが売っている記念品ショップ,学生が自由に使用可能な3Dプリンター室や工作室など様々な種類の施設がありました.スポーツセンターはバスケットコートやランニングコース,ジムに加え,何とボルダリングができる壁もありました.また,学内には学生や教職員専用のクリニックがあり,軽い風邪などは診察を受け,薬も処方してもらえます.到着早々気温差にやられ,風邪をひいてしまったので早速利用しました.(笑)診察代と薬代を合わせて2500円程度でしたが,渡航前に本学側で加入した保険が使えると思います.しかし,こんなに素敵な設備が自由に使えるとは...KAISTの学生がうらやましくなった瞬間です.ちなみに,学食には配色スタイルのメニュー数種類に加え様々なジャンルのレストランもありました.まだ全種類は食べていませんが,食べたものはどれも値段も安くおいしかったです.

韓国の飲み会文化

渡航した週の金曜日には,ちょうど研究室の忘年会があったので参加しました.忘年会と言っても同窓会の側面が強く,卒業生との交流の機会もありました.韓国は儒教思想が根強く残っているため,目上の人からお酒をいただく時の所作や乾杯後お酒を飲むときは顔をそむけるなど,独自の文化があります.そのような所作を意識して行うのも,なかなか新鮮な体験でした.また,卒業生の方の話を伺ったのもとても貴重な体験です.

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