【NTU】シンガポールでの初体験(M.K.)

キャンパスアジア+で1月-5月の間,NTUに留学することとなりました.私は物質理工学院・応用化学系の博士課程に所属しています.勝手な想像ですが,博士課程の学生でこのプログラムの支援を受けるのは珍しいのではないかなと思っています.まだ始まったばかりですが,4か月間生活する中で,皆さんの役に立つ情報を共有できたらいいな,と思っています.シンガポールに着いて3日目ですが,この短い間に多くの初体験をすることとなりました.このような長期留学が初なのはもちろん,一人で海外に渡航するのも初めて,寮での共同生活も初めてです.海外自体は2度目ですが,学校のプログラムで,1週間ほどタイに滞在しただけです.私は,もともとあまり活動的なタイプではないので,様々な経験に乏しいのですが,それでも何とか生きていけそうです.博士課程にいると大きな生活の変化はないので,こういう初体験がたくさん起こるのは久しぶりです.

プログラムのメインである研究や授業に関しては,来週からの開始となるので,あまり情報はありませんが,履修登録や研究室所属学生への事前安全講習等が始まっています.また授業はオンデマンド式の録画授業と通常の授業があるようで,私は前者のものを履修するつもりです.

生活についてですが,私が割り当てられたのはBinjai Hallという寮で,一人部屋,エアコン無しの部屋です.(寮によっては相部屋,エアコンありなど様々なパターンがあるようです.)シンガポールは日本の夏に近い気候なので,エアコンのない部屋ではまずいかと思っていたのですが,小さい部屋には大きすぎるくらいの換気用のファンがついており,それを回しているとそれなりに涼しいです.また食事については,学内にフードコートやショッピングモール(写真を参照)があるため,そこで済ませています.大体,1食当たり$4-5(400-600円)くらいかと思います.もともと小食なので,量が多くて困ることがありますが,普通の人ならちょうどいいのだと思います...

また人が親切なので助かります.寮にチェックインする際,現地の学生に道を尋ねたところ,彼にいろいろお世話をしてもらえたうえに,Teregramを教えてもらい,チャットを通じて日用品の売っているところなどを教えてもらっています.また電車に乗っていても席を譲る様子が当たり前にみられたり,買い物に行った先でも商品を丁寧に説明してもらったり,ケアすべき人たちを助ける文化が根付いているのかと思います.

以上,留学は始まったばかりですがいろいろありました.いまだ慣れない部分もありますが,来月,順調な報告ができるよう頑張りたいと思います.

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