【清華大学】清華大学留学記 - 新たな挑戦と発見(藤江王裕)

2025年2月から清華大学に留学し、早くも1か月が経ちました。最初は環境の変化に戸惑いながらも、授業や研究、日々の生活を通じて新たな発見が多くあります。THU_202503_1.png

思いがけない経済学との出会い

本来はコンピューターサイエンスに関連する授業を履修したかったのですが、人気が高く、希望する講義がすぐに埋まってしまいました。そこで、代わりに経済学部の授業を選択することにしました。最初は仕方なく選んだ授業でしたが、実際に受けてみると意外と面白く、金融や投資に関する理論と実践のバランスの良さに魅力を感じています。そのため、引き続きこの分野の学びを深めています。

研究室の飲み会 - 学期の始まりを祝う

学期が始まるにあたり、研究室の先生が飲み会を開いてくれました。研究室のメンバーと交流する機会が増え、先輩や同僚と打ち解ける良い機会になりました。日本とは違い、飲みの席でも研究の話が続くことが多く、研究に対する熱意を強く感じました。これからの研究活動に向けて、良いスタートを切ることができたと思います。THU_202503_2.png

清華大学の食堂 - 豊富な選択肢

清華大学の食堂は種類が豊富で、手頃な価格で美味しい料理を楽しめます。特に麻辣系の料理は東京ではなかなか味わえない本場の風味があり、非常に刺激的です。一方で、日本のようにバランスの取れた和食が手軽に食べられる環境ではありません。THU_202503.png

キャンパスが広大 - 自転車は必須

清華大学のキャンパスは東京の大学と比べて広大で、移動には自転車が一般的です。最初は歩いて移動していましたが、距離があるため、現在は自転車を活用しています。また、図書館やスポーツ施設も充実しており、学習環境は非常に整っています。

宿舎 - 二人部屋での共同生活

宿舎は二人部屋で、ルームメイトと共同生活をしています。これまで個室での生活が多かったため、最初は慣れない部分もありましたが、今では互いに気を配りながら快適に過ごしています。共同生活を通じて異文化交流の機会も増え、語学力の向上や異なる価値観を学ぶ良い経験になっています。

清華大学での留学生活は、最初こそ戸惑いもありましたが、今では環境にも慣れ、充実した日々を過ごしています。授業や研究を通じて新たな分野への興味が広がり、生活面では東京では味わえない経験を積んでいます。今後も引き続き挑戦を重ね、有意義な留学生活にしていきたいと思います。