清華大学では「体育無しには清華は無い（无体育不清华）」というスローガンがあるほど、体育活動に力を入れています。学生たちは、学問だけでなく、心身の健康を維持するためにも積極的にスポーツに参加しています。学校のこの理念に基づき、体育活動はキャンパスライフの重要な一部となっており、そのための施設も非常に充実しています。
図1. 清華大学のスポーツ施設分布図（黄色がスポーツ施設）
せっかくのチャンスなので、私も色々なスポーツを試してみました。ランニングやバスケットボールなど、一般的なスポーツを始めとして、スケートリングや深水プールまでたくさんのスポーツを満喫しました。特に、清華大学の体育施設は非常に多彩で、充実した設備が整っていることが特徴です。
清華大学には、広大なキャンパス内にいくつかの専用体育館があります。例えば、紫荆体育場や西体育場などではジョギングやランニングができる専用トラック、さらにはバスケットボールコートやテニスコートも完備されています。学生たちは普段からトレーニングや練習に利用するだけでなく、大学内で行われるイベントやスポーツ大会でも頻繁に利用されています。大学の体育イベントの際には、清華大学の学生たちや教職員が集まり、応援したり参加したりすることで、清華大学の体育活動の盛り上がりを感じることができます。
図2. 夜の紫荆体育場 図3. 紫荆体育場でイベント
さらに、深水プールも清華大学の自慢の施設です。深水プールは競技用のスタンダードを満たしているため、国内外から多くのアスリートも利用しております。また夏になると、屋外プールも開放されてまた一つの風景になります。泳ぐことを日常的に楽しむ学生も多く、リフレッシュに最適な場所となっています。
図4. 深水プール 図5. 屋外プール
また、北体育館にある冰上運動中心（アイススポーツセンター）は、清華大学の学生や教職員に向けて提供される施設で、アイススケートやアイスホッケーなどの氷上スポーツを楽しむことができる場所です。キャンパス内でこんなに素晴らしい設備がある学校は全世界でも屈指の存在です。
図6. 冰上運動中心 図7. アイスホッケーのチーム
清華大学の学生にとって、これらの施設は健康管理やリフレッシュにも欠かせない重要な場所となっており、心身ともに充実した大学生活を送るために大いに役立っています。