活動紹介

留学体験KAIST

S.K.

S.K.

所属
経営工学系 修士1年(当時)
派遣先
日中韓三大学合同(オンライン)
留学年度
2020年度
参加プログラム
TKT CAMPUS Asia Online Winter Camp 2020(三大学合同開催)

概略

東工大・KAIST(韓国)・清華大学(中国)の三大学合同で行われた冬季オンラインキャンプに参加した。内容は主に、特別講義、グループワーク、異文化理解セッションである。緊急事態宣言が発出されていたため、すべて自宅から参加した。

活動内容

  1. 特別講義
    三大学の先生からの3つの講義。自分の専攻と異なる内容で、新鮮だった。
  2. グループワーク
    三大学の学生6名+1名のメンターで取り組んだ。課題はSDGsのゴールを達成するクラウドファンディング案の提案である。優秀なチームメンバーと、非常に熱心なメンター(私のチームは東工大の先生)のおかげで、良いプレゼンテーションをすることができた。特に、一晩でウェブサイトのプロトタイプを作成したメンバーがいて、スキルの高さに驚かされた。
  3. 異文化理解セッション
    東工大とKAISTが担当し、自国の文化を紹介した。東工大は、東工大のキャンパスツアーと折り紙体験をした。KAISTのセッションでは粘土でビビンバの小さな模型づくりをした。


プログラムを終えて

私が授業の関係で最後の懇親会に参加できなかったこともあり、今回はチームのメンバーと深い交流はできなかった。しかし、社会に出て海外の人とオンラインで仕事をする際は、このような関係性なのではないかと感じた。

オンラインで苦労した点

  1. "交流"の難しさを感じた。特に、KAISTの異文化理解セッションでは、手元の作業を進めながらZoomで会話をするのは難しく、メンバー全員が黙る時間もあった。私は会話のきっかけを作ろうと積極的に言葉を投げかけていたつもりだったが、あまりうまくいかずオンラインでの雑談の難しさを思い知った。
  2. 中国はウェブサービスの利用に制限があり、相変わらず不便そうだった。KAISTの学生がNotionというサービスを紹介してくれた。これは、同時編集ができるコラボレーションツールで、中国の制限に引っかからない。最終的には全員VPNに接続し、Googleスライドを利用した。


単位互換

大学院向けの単位がなかったため、申請していない。

同様のプログラムへの参加を検討している方々へ

外国人との英語でのディスカッションの機会は、あまり多くありません。オンラインキャンプはかなり密度の高い時間を過ごせるので、よい経験となると思います。ぜひ挑戦してみてください。

M.T.

M.T.

所属
生命理工学系 修士2年 (当時)
派遣先
日中韓三大学合同(オンライン)
留学年度
2020年度
参加プログラム
TKT CAMPUS Asia Online Summer Camp 2020(三大学合同開催)

参加プログラムの概略

- 東工大、KAIST(韓国)、清華大学(中国)の三大学からなるTKT CAMPUS Asiaは例年大学間で学生を派遣・受け入れしてきたが、コロナウイルスの世界的な感染拡大により、2020年はオンライン(zoom)で開催されることになった。

- Online Summer Camp 2020は3日間開催され、今年度留学予定だった学生、および過去にCAMPUS Asiaに参加した学生が参加した。

活動内容及び感想

l 1日目 自己紹介、特別公演1、プチ韓国語レッスン、工作(韓紙ランプ・組子)

l 2日目 特別公演2、韓国バーチャル旅行、チームプロジェクト準備

l 3日目 チームプロジェクト発表、表彰

今回初めてオンライン留学に挑戦しましたが、まるで皆が同じ場所にいるような感覚で、予想以上にインタラクティブな経験ができました。特に印象に残っているのは、Cultural Activity(工作)とチームプロジェクトです。Cultural Activityで使うキットは事前に自宅に配送されました。今回は韓国の伝統的な紙 韓紙を使ったハングルのランプと、日本の伝統技法 組子のコースターを作りました。各国の学生が「先生」となって、チームメンバーに作り方をレクチャーしながら組み立てていきました。メンバーのいる国が違っても、手元で同じ作品を仕上げていくという体験が新鮮で面白かったです。どちらも木を使った温かみのある作品で、今も部屋に飾っています。

チームプロジェクトでは「If people lose one of their five senses, how would the world change and how could technology help overcome the ensuing difficulties?」をテーマに、各大学の学生で構成されたチームでディスカッションとプレゼンテーションを行いました。1日目と2日目のプログラムが終わった後も、話し合いやスライドの編集を続け、皆が納得いくまでリハーサルを重ねました。限られた時間の中で、しかもオンラインで準備を進めるのは簡単ではありませんでしたが、皆でアイディアを出し合いながら、発表直前まで編集を続けました。無事に発表を終えた時には、安堵と達成感で皆自然と笑顔になっていました。チームの絆がさらに深まった瞬間だと感じました。結果発表では、画面越しでも皆が緊張している様子が伝わって来ました。ベストプレゼンテーション賞が発表されると、チームのWeChatで喜び合いました。住む国が違っても、母国語が違っても、直接会えなくても、英語というコミュニケーションツールを使うことで世界が一気に広がり、目標に向けて一緒に切磋琢磨できる仲間と出会うことができました。このプログラムに参加できて本当によかったです。コロナウイルスが収束したら、チームメイトの皆に直接会いたいと思います。

プログラム参加を終えて、自分自身の成長を実感したエピソード

 マルチカルチャーの環境でも失敗を恐れず、チームをリードする自信がついたと感じました。私はプログラムに参加する前まで、リーダーシップを磨きたいと思いながらも、なかなか実践できていませんでした。しかし、大学生活で国際的な活動ができるのも今回が最後かもしれない、何か目標を立ててそれを達成したいと思い、チームプロジェクトのリーダーに立候補しました。どうしたら効率よくディスカッションを進められるだろうか、チームメイトは平等に意見を言えているだろうか、モチベーションを上げられているだろうか。リーダーの立場になると、今まで気にしていなかったことも自然と意識するようになりました。また、マルチカルチャーの環境でも、お互いを尊重しながらディスカッションできるように心がけました。チームメイトは非常に協力的で、フレンドリーで、私の至らない点も優しくサポートしてくれました。そのおかげで、私も失敗を恐れずに積極的にディスカッションに参加できました。ベストプレゼンテーション賞を獲得できたのは、素晴らしいチームメイトに恵まれたからです。皆で協力して目標を成し遂げることの楽しさを改めて感じました。

プログラム参加経験を今後どのように活かしたいか

 多国籍メンバーでチームワークを築き、共通の目標を突破できた経験は、大きな達成感と自信に繋がりました。今回の経験は、海外のラボと共同研究について議論する際や、就職後のアサインメントで国際チームとコミュニケーションをとる際に活かしていきたいです。

オンラインで苦労した点(もしあれば)

・ディスカッション資料の共有(中国の学生にはVPNに繋いでもらわないとgoogle slideやgoogle documentで共同編集ができなかった)。
・回線が不安定で音声や映像が乱れる時があった。

同様のプログラムへの参加を希望する後輩へアドバイス

参加を迷っているなら、ぜひ挑戦してほしいと思います。何事もやってみなければ分からないし、やらないで後悔するのはもったいないと思うからです。もちろん、今までの留学をオンラインで完全に再現することは難しいですが、オンラインにしかない利点もあります。コロナ禍でも今ある選択肢を最大限に活用してほしいと思います。

その他(あれば)

コロナ禍で今年は何もできないと諦めかけていた矢先に、このオンライン留学の案内をいただき、迷わず応募しました。3日間のプログラムが終わった今、参加できて本当によかったと改めて感じています。参加者の中には、CAMPUS Asiaを通じて知り合った友人もいて、画面越しに再会することができて嬉しかったです。

このような素晴らしい機会を与えてくださった各国のCAMPUS Asia事務局の皆様、先生方に感謝を申し上げます。ありがとうございました。今後もぜひ続けてほしいです!

TKT CAMPUS Asia Online Summer Camp 2020 ―日中韓の架け橋―

宮崎徹太郎

宮崎徹太郎

所属
機械系 修士2年(当時)
派遣先
日中韓三大学合同(オンライン)
留学年度
2020年度
参加プログラム
TKT CAMPUS Asia Online Summer Camp 2020(三大学合同開催)

2020年8月17~19日の3日間、「TKT CAMPUS Asia Online Summer Camp 2020」がオンライン(Zoom)で開催されました。参加大学は清華大学(中国)、KAIST(韓国)、東工大(日本)でした。私は8~9月のKAISTのSummer Program(研究)に参加予定でしたがCOVID-19により中止になったため、その代替案として招待していただきました。東工大からの参加者は8名でしたが、事前にLINEで連絡を取り合いながら「文化活動(組子)」の準備を進めました。組子は「くぎを使わずに木材を組み立てる日本の伝統工芸」で、奈良の法隆寺の装飾に使われていたなど長い歴史があります。東工大生は、清華大学とKAISTの学生に組子の紹介と、組子コースター制作の指導を英語で行う仕事がありました。

1日目に自己紹介(英語、中国語、韓国語、日本語)、講義(AIを活用した交通政策の決定)、韓国語とK-POPの講義、文化活動(韓紙)、文化活動(組子)を行いました。AIの講義はQ&Aの時間もかなり長く、理解が深まりました。また、韓国語とK-POPの講義では、実際にK-POPを歌うなど実践的でした。韓紙・組子の制作は、日中韓混成のチーム毎に分かれて行いました。まず、韓紙の制作はKAISTの学生とスタッフの方に丁寧にご指導いただきました。そして、組子の制作は、シンプルな英語とカメラの映像を利用することが功を奏して、KAISTの学生の方・スタッフの方に無事に完成していただきました。この文化活動を通して親睦が深まったと思います。

2日目に講義(ウイルスが世界を変えようとしている。適者生存?)、Fun Activities(韓国の市場から実況中継)、Team Projectの話し合いを行いました。講義では、COVID-19の良い影響についてチームで話し合いました。原正彦教授(東工大)による「ニュートンはコレラで大学がロックダウンしている時期に、実家でりんごが落ちるのを見て万有引力の法則を発見した」逸話や、オラフ教授(公立千歳科学技術大学)による「社会的危機の時代には、それを解決するためのイノベーションが生まれる」というお話を聞き、科学者がリーダーシップを発揮しなければならない時代であると鼓舞していただきました。また、Team Projectで私はリーダーでしたが、英語のみで初めて会う外国人の方々を牽引するのはとても難しかったです。テーマ決め、タイトル決め、構成決め、役割分担決め、Zoomでのミーティングスケジュール決め、プレゼンテーション資料の最終版の制作など、半日でこなすのは本当に大変でした。私はチームメンバーに恵まれたので、助けてもらう場面も多々ありましたが、要所要所はリーダーが締めなければならないので、そのタイミングを読むことも重要でした。また、彼らとWeChat上で友達として繋がることができて良かったです。

3日目にTeam Projectのプレゼンテーションと評価・審査・表彰式、閉会式、記念撮影を行いました。私達のチームは「もしも触覚がなくなったら世界はどうなるか。その解決策は何か」というテーマでしたが、博士課程の学生が多いチームだったからか、論文発表のような真面目な発表になりました。一方、他のチームは動画や漫画などを制作していて、表現手法の多様性を感じました。私達のチームは運良く3位に入賞させていただき、象の形のBluetoothスピーカーをいただくことができました。なお、今回のプログラムはKAISTが主体的に動いて下さりました。例えば、TKT CAMPUS AsiaのTシャツや、様々なKAISTグッズを送っていただき、韓国人の温かさを感じました、このイベントは「日中韓の懸け橋」になると強く思います。韓国人や中国人は比較的に日本人と感覚が近いと思うので、たとえ英語が上手く話せなくてもコミュニケーションが取りやすかったです。オンラインで可能なことを最大限に利用した、充実した3日間だったと思います。

Yin Tuo

Yin Tuo

所属
情報通信系 修士2年(当時)
派遣先
日中韓三大学合同(オンライン)
留学年度
2020年度
参加プログラム
TKT CAMPUS Asia Online Summer Camp 2020(三大学合同開催)

参加プログラムの概略

プロジェクトの期間は合計3日です。初日はまず自己紹介をしました。韓国と中国の学生が素朴な日本語で迎えてくれてとても親切と感じました。それから、清華大学の教授からのプレゼンテーション"AI-aided transportation policy decision: An example in the pandemic of COVID-19"を聞きました。最後に、グループで文化交流活動を行いました。私のグループにはKAISTの学生1人、中国清華大学の学生2人、当校2人がいて、Kumikoと韓国伝統的な木製のナイトライトを一緒に作りました。翌日、当校の教授の講演"A virus is changing the world. Survival of the Fittest. "を聞きました。短い昼休みの後、KAISTの学生が私たちを韓国の有名なスナックストリートに連れて行ってくれました。午後はグループディスカッションを行いました。今回のキャンプのトピックは、五感のうちの1つを失ったときに、科学と技術が人々が困難を克服するのにどのように役立つかということです。私のグループが選んだテーマは、世界中の誰もが聴力を失ったときに、科学と技術が人々のより良い生活をどのように助けることができるかということです。グループメンバーは活発に話し合い、夜遅くまで働きました。 3日目はグループプレゼンテーションの時間です。 5つのグループすべてが素晴らしいスピーチを行い、ほぼすべての学生がスピーチに参加しました。

プログラム参加を終えて、自分自身の成長を実感したエピソード

C O V I D−19のため、外の世界とのコミュニケーションが不足しており、ほとんどの時間を家に一人で勉強したり働いたりしています。 今回のキャンプ活動を通じて、グループメンバーとの深い友情を築くだけでなく、チームワークの精神も学びました。 キャンプのトピックが最初に発表されたとき、それは面白いトピックだと思いましたが、それも非常に広範で、エントリーポイントを見つけるのは難しいと感じました。グループメンバーと話し合った後、私は自分の専門分野から始めて、具体的な解決策を考え出しました。 同時に、清華大学の学生から論理的思考の能力を学び、KAISTの学生から創造性を感じました。

同様のプログラムへの参加を希望する後輩へアドバイス

スケジュールが許せば、サインアップしてみてください。初めて会う前に、韓国語と中国語の基本を学びましょう。たとえば、おはようございます。お世話になります。自己紹介の最後に韓国語と中国語の挨拶を追加したほうがいいです。グループディスカッションでは、全員がアイデアを提案するため、各グループは要約して記録するためのレコーダーが必要です。 そのため、Googleスライドなどの共有ソフトウェアを使用して、すべての重要なポイントを記録します。プレゼンテーションときは、複雑な言葉や文法よりも自分が話したいことを表現することが重要です。他の人が理解できるように、適度な速度で話します。

于 佳芸(YU JIAYI)

于 佳芸(YU JIAYI)

所属
応用化学系 学士3年(当時)
派遣先
日中韓三大学合同(オンライン)
留学年度
2020年度
参加プログラム
TKT CAMPUS Asia Online Summer Camp 2020(三大学合同開催)

① 参加プログラムの概略

TKT CAMPUS Asia Online Summer Camp

② 活動内容及び感想

オンラインで東京工業大学、清華大学及び韓国科学技術院(KAIST)の学生と一緒に共に学んだり交流したりしました。

「コロナと科学技術」をめぐって専門家による講義とグループディスカッションがありました。情報量が多く色々勉強になりました。

「Culture activity」で日本と韓国の伝統的手工芸品である組子と韓紙ランプを作ってみました。完成品は今私の本棚に飾ってあって、それらを見るたびに楽しい思い出が浮かびます。

「Fun activity」でKAIST の学生が実際に仁川の新浦国際市場を案内してくれました。私たちはとても楽しみました。

最後に、各大学の学生と5 人グループを組んで、「もし人類が五感の一つを失ったら、世界はどう変わるのか。生じうる様々な挑戦に対して技術はどう役に立てるのか」というテーマに対して、発表及び質疑応答を行いました。非常に限られた短い時間で、価値観の違う人たちと理解し合う上、一緒にテーマ選びから満足できるプレゼンまでいくのは難しかったです。今回のグループプロジェクトは自分の知見を深め、視野を拡げ、物事を多角的に考える良い経験になったと思います。

③ プログラム参加を終えて、⾃分⾃⾝の成⻑を実感したエピソード

今回のプレゼン経験は私にとってとても新鮮でした。そして、今回のプログラムを通じて、自分の視野が限られていること、思考に偏りがあることを認めたうえで、自分の強みを再発見することができたのはとてもよかった思います。

まず、異文化に生じる多様性を感じました。最初は、日中韓三カ国の文化は近いし、私は在日中国人だし、国際交流はそんなに難しくないだろうと思いましたが、とても違いました。異なる学習環境にいる人の価値観・考え方の違う大きさに驚きました。問題の捉え方・策の創出法が違うから、意思決定のプロセスは思うようにいきませんでした。グループメンバー全員が合意できるプレゼンの内容と流れを決めるのは難しかったです。今まで積んだプレゼンの経験や常識など、自分がとても正しいと思うことでも、ほかの人にとって必ずしも正しくはないかもしれません。多様な人たちと触れ合うと、自分がどんな価値観を大切にしているのかを確かめ、自分の柔軟性も磨かれました。

また、メンバーのバックグラウンドの多様性から生じるアイデアの豊富さ、視点の幅広さはメリットですが、その一方、アイデアが多すぎて、その取捨と選択肢の洗い出しが難しかったです。さらに、メンバーそれぞれの価値観が違うから、アイデアの評価に関して合意に達するするのに時間がかかりました。

さらに、お互いの価値観の違いを尊重しつつも、色々気を使いすぎず、自分の考えをはっきり言うのは不可欠だとわかりました。今回の発表の準備時間は非常に限られていたので、討論のペースが速く、激しかったです。意見を言わずに黙っていては、誰も自分を正しく理解してくれないし、自分が望ましくない方向に流されるかもしれません。今回は激しい討論に身を置き、ある意味で差し迫った状況に置かれたことで、自分の考えをすぐ言えるようになりました。

最後に、自分の強みを再発見することができました。私は様々な活動やコンテストに参加してきて、ある程度身につけたスキルは今回のグループワークで発揮できたと思います。ごく普通で凡庸だと思っていた自身の知識やスキルも、実は広い視野で見れば類まれで有用かもしれない、自分が今のままでも何か貢献できる場所があるかもしれないと、自分に自信を持つことにもつながりました。

④ プログラム参加経験を今後どのように活かしたいか

将来国際交流する際に限らず、自分と違う意見や反対の声に直面する時に、感情的に反応するのではなく、相手の意見の背景にある論理や状況に思いを巡らせ、相手の思考を想像し、その人の考えを客観的に分析し評価するようにしていこうと思います。

また、異文化チームで意思決定をする上で、協力する意識は大切だとわかりました。国際交流する時お互いの違いに目を奪われがちですが、国や文化が違っていても、同世代の思いや感性には共通する部分が多くあります。みんなが共感できる点から始め、お互い理解し合って、少しずつ合意を達することができると思います。

⑤ オンラインで苦労した点(もしあれば)

中国にいる学生たちはGoogle とその関連サービスが使えないので、全員一緒に共同編集するのはできませんでした。情報をシェアする時は少し苦労しました。

また、オンラインはマルチタスクができやすい環境だから、このプログラム以外のことで忙しいグループメンバーがいらっしゃいまして、全員が力を揃えることが難しかったです。

⑥ 同様のプログラムへの参加を希望する後輩へアドバイス

勉強になるし、とても楽しいプログラムです!

私たちはいつか国際的なシンポジウムで活躍するような科学者になるから、違う背景の人と英語でディスカッションしたりプレゼンテーションを行ったりすることは重要だと思います。TKT CAMPUS Asia Online Camp はこれらのスキルを練習する場を提供しているので、難しいかもしれませんが、自己成長したい人はぜひチャンスを握って挑戦してみてください。

于佳彤(ウ カトウ)

于佳彤(ウ カトウ)

所属
応用化学系 学士3年(当時)
派遣先
日中韓三大学合同(オンライン)
留学年度
2020年度
参加プログラム
TKT CAMPUS Asia Online Summer Camp 2020(三大学合同開催)

参加プログラムの概略

TKT CAMPUS Asia Online Summer Camp 2020は、清華大学、KAIST(韓国科学技術院)、東京工業大学が協力して作った3日間集中キャンプである。CAMPUSアジアプログラムの入学希望者と卒業生が参加する、初のバーチャルサマーキャンプでした。特別講義、文化交流活動、チームプロジェクトで構成された。

活動内容及び感想

1) 特別講義

初日の講義のテーマは「COVID-19の例でAIを援用した輸送政策決定」でした。輸送システムのビッグデータモデリング、計画、管理、そして将来の流動サービスなどについて勉強した。二日目は講義を聞いて、コロナと科学技術をめぐってグループディスカッションを行った。グループで話し合い、色々な意見が出て良かった。

2) 文化交流活動

キャンプの初日の午後に文化交流活動があった。まず韓国のYonsei 大学の先生に4つ特別韓国文化レクチャーで、短時間で楽しくハングルを学び、一緒に韓国の歌を歌った。韓国語の歴史や由来、そして韓流文化を知って良かった。そしてKAISTの学生が主導になって、一緒に韓紙LED lampを作った。その後、東工大の学生が日本文化交流活動として組子の作り方を教えた。留学生である私はこのキャンプに参加する前に組子を知らなかったが、活動で他の学生に教えられるようになるために、組子に関する日本文化と伝統を色々調べて勉強した。組子の美しさと日本匠人の細かなところまで気を配る心に関心した。実際に韓国に行く機会がなかったが、最終日の午後にKAISTの学生のおかげで、ライブで韓国の市場を巡って市場の実況を見て雰囲気を感じた。

3) チームプロジェクト

「もし人類が五感の一つを失ったら、世界はどう変わるか。生じうる様々な挑戦に対して技術はどう役に立てるのか」をテーマに、グループ5人で発表した。違う大学と国から来た、様々な背景を持つ人々とコミュニケーションを取り、一緒にグループプロジェクトをやる貴重な経験だった。限られた時間内でトピックを決め、話し合い、調査研究し、発表することは、かなり挑戦的だった。自分の知識と想像力を使ってアイディアを出し合い、さらに様々な新技術を調べて、プレゼンを完成した。個人的および学問的な視野を広げ、将来のグローバル技術者として必要なスキルを磨く良い機会になったと思う。

このキャンプを通して、ネットワークを広げ、近隣諸国の文化を理解し、さまざまな知識を共有できる新しい友達に出会えた。非常に特別な3日だった。

 プログラム参加を終えて、自分自身の成長を実感したエピソード

3大学の学生が一緒にやる特別なグループプロジェクトで、思い出になるエピソードが多かった。中に一番感慨が深かったのは、大学・学科、周りの環境、経験などが違う人の考え方と物事のやり方が違うことだった。

うちのグループ発表は優勝を獲れたが、その過程は順調ではなかった。発表トピックを決めた後、「科学技術はどう役に立てるか」など具体的な発表内容を決めるとき苦労したことが記憶に残る。たくさんの意見が出て、みんなそれぞれ違う見方を持っていて、良いプレゼンとグループワークの進め方に対するイメージも異なった。一度無意味なディベート気味の話になってしまい、プロジェクトがなかなか進めなかった。準備時間の大半を過ぎているが、発表内容が全然まとまらなくて焦っていた。しばらく休憩を取った後、共同の目標を明らかにし、また意見を交わした。みんな改めて自分の考えとその理由をできるだけわかりやすい説明で述べ、相手の見方を受け入れる姿勢でよくお互いの話を聞いた。意見の取捨選択が難しかったが、理解し合い、一緒にみんなが納得できるアイデアを考え出し、順調に発表内容を決めた。そしてメンバー各自の強みを活かし、それぞれ得意な部分を担当して効率高く発表資料を作り上げた。最終日に一緒に発表を完成し、満足のいく結果が得られた。

たくさんの意見と内容がある中、取捨選択が難しかったが、ある一部を切捨て、より良いものや相応しいものを選抜したからこそ、洗練された良い発表になったと思う。そして最終発表の前日に、調べたデータや思いついたアイデアなど発表に入れなかったものをスライドの最後にまとめて、質疑応答のために準備しておいた。発表が終わった後、疑応答が素晴らしかったと評価されて嬉しい限りだった。せっかく思いついて調べたから全部発表に入れたい、努力を無駄にしたくないという気持ちはあるが、裏の努力は決して無駄ではないと考える。

このキャンプを通じて色んな見方と考えに触れ、視野を広げて本当に良かったと思う。異なる国と大学から来た人の見方が違うし、国籍が同じでも教育環境と専門分野によって考えがそんなに違うことにびっくりした。何よりも、理解し合う姿勢の重要性が分かった。相手の意見をよく聞いて、自分の考えを誠実に伝える。先入観と思い込みを捨て、いろんな意見と考えを受け入れるよう、柔軟な頭で交流することが大切だ。その方が革新的なアイデアが生み出し、お互いに勉強できると分かった。

④ プログラム参加経験を今後どのように活かしたいか

 今回のプログラムで学んだことを覚えて、次回このようなグループワークはさらにうまくいけると思う。また、改めて自分の考えを伝える力の乏しさを感じた。今後は如何にわかりやすい説明で自分の考えを相手に理解してもらうかを模索していきたい。言語の勉強はもちろん、表現力の練習もこれから頑張ります。そして、常に意識を高く持っている仲間との活動はとても刺激的だった。参加者みんな自分の専門に熱意を持っていることに関心した。これからも一生懸命勉強し、専門性を高めて行く。来年から研究室所属することになったら、熱意を持って研究に打ち込みたいと思う。もしまたこのような活動があったらぜひ参加したいと思う。

⑤ オンラインで苦労した点(もしあれば)

 対面で紙に図を書いたり、体の動作で表現したりできなくて、考えを全部言葉で説明する必要があったので、苦労した。また、国の区域が違うため、オンラインで共同作業ができなかったことちょっと不便を感じた。

⑥ 同様のプログラムへの参加を希望する後輩へアドバイス

三日間という短い間ですが、楽しくて勉強になるプログラムになっています自分に自信を持って、積極的に違う背景を持つ人と交流したら、お互いに学び、成長できると思います。国際交流したい、何か新しいことを経験したい人、ぜひこのプログラムに参加してみてください。

S.K.

S.K.

所属
経営工学系 修士1年(当時)
派遣先
日中韓三大学合同(オンライン)
留学年度
2020年度
参加プログラム
TKT CAMPUS Asia Online Summer Camp 2020(三大学合同開催)

参加プログラムの概略

◇概要

チームプロジェクトを中心とした,3か国の学生交流・異文化理解のためのプログラム.

3日間オンラインで開催.

チームプロジェクトでは5人1チームで最終日の20分のプレゼンに向けて取り組む.

◇参加学生

清華大学(中国)・KAIST(韓国)・東工大(日本)の3大学の学生

CAMPUS Asia プログラムで今年渡航予定だった,または過去にCAMPUS Asiaに参加した学生

◇スケジュール

1日目 (10:00-17:00)

学生の自己紹介・Special Lecture・文化交流(ハングル講座/ランプ作り/組子作り)

2日目 (10:00-18:00)

Special Lecture・チームプロジェクトミーティング

3日目 (10:00-14:00)

チームプロジェクト発表会・結果発表/表彰

活動内容及び感想

かなり豪華な賞品が用意されていたことから,参加学生のモチベーションは高い水準で統一されており,やりやすかったです.もし,これが賞品も何もないイベントだったら,やる気のある人とそうでない人で分かれたのではないかと思います.

まとまった時間を使うプロジェクトがあったので,思っていたよりもチームメンバーのことを知ることができ,仲良くなることができました.

プログラム参加を終えて,自分自身の成長を実感したエピソード

チームプロジェクトではリーダーを務めました.このような多国籍のチームでリーダーを務めたのは初めてで,緊張しました.しかしやってみると,リーダーとしてやるべきことは日本人だけのチームのときと変わらないということを感じました.

プログラム参加経験を今後どのように活かしたいか

2020年9月から清華大学にオンラインで留学を予定しています.オンラインでも,意外と仲良くなることができるということが分かったので,留学中は積極的にコミュニティを探して参加したいと思っています.

オンラインで苦労した点(もしあれば)

参加場所は自宅だったので,良くも悪くも制限なく長い時間作業ができてしまうという点です.2日目の日中に思ったより作業が進まず,夜遅くまでスライドの修正やチームでプレゼンの練習をしたりしてしまいました.

清華大学の学生は中国にいるのでGoogleにアクセスできないという点です.オンラインで進めるならGoogleドキュメントやGoogleスライドは必須だと感じました.最後は,清華大学の学生はVPNに接続しアクセスしていたようですが,申し訳なく感じました.

対面のプログラムだと,食事や移動など雑談の時間が生じます.しかし,オンラインだとその時間がとりづらいので,文化交流(ランプ作りや組子作り)の時間があってよかったです.

同様のプログラムへの参加を希望する後輩へアドバイス

オンラインのプログラムは,普通の留学に比べ圧倒的に参加しやすいというのがメリットだと感じました.

「現地に行くからこその留学の楽しさ・大変さ」のようなものは体験できませんが,語学力・グループワークの力試しや留学体験としては十分に楽しめると思います.

留学生どうしの交流で世界の文化を知った1ヶ月

S.K.

S.K.

所属
経営工学系 学士3年(当時)
派遣先
韓国・KAIST
留学年度
2019年度
参加プログラム
研究プログラム

 2019年9月1日~30日の1ヶ月間KAISTに滞在しました。留学前後に日韓関係が悪化し不安でしたが、市街の垂れ幕など以外では関係の悪化は感じませんでした。韓国は文化的に日本と近く、辛い食べ物が好きな私にとっては食事も美味しく、とても過ごしやすかったです。

 研究室では、半導体製造の効率化について取り組みました。自分のアイデアを英語で完全に表現することができないもどかしさ、研究背景に関する知識が少なさで苦労することもありましたが、教授や学生の助けもあり、ゼミでの最終発表を無事終えることができました。

 私の所属した研究室の学生は全員韓国人でしたが、KAIST全体には非常に多くの留学生がいました。韓国に留学する=韓国人学生とばかり出会うと思い込みがちです。しかし私が行ったのが学期の始まりということもあり、留学生どうしのコミュニティは広がりやすく、中国やヨーロッパ圏出身の学生などともたくさん交流することができました。特に、フランスから来たルームメイトとは、生活や食事を共にするだけでなく、2泊の旅行に出掛けたりととても親しくなることができました。

 研究体験ができただけでなく、様々な文化と触れ合えた、とても充実した1ヶ月でした。

初めての韓国。KAISTでの一か月間。

G.N.

G.N.

所属
物理学系 学士3年(当時)
派遣先
韓国・KAIST
留学年度
2019年度
参加プログラム
サマースクール(研究)

8月12日から9月6日までのおおよそ一か月間、韓国の大田市にあるKAISTの研究型のサマープログラムに参加した。東工大での通期の授業とは重ならずに夏季休業期間を利用して留学に行けるため、この日程のプログラムを選択した。

このプログラムの良い点はいくつもあるがここでは主に三つ述べたい。

まず一つ目に学部生であってもあちらの研究室に所属して研究を行うことができるということだ。これは自分が応募する動機の中で一番大きかったことだ。日本語でも難しいような専門分野についての話を英語ですることにはじめは不安を感じていたが、研究室のメンバーがどなたも優しく接してくださり充実した日々を過ごすことができた。

二つ目は経済面でのサポートが充実していることだ。航空券や海外保険も支給していただけるだけでなく、生活費もKAISTからの奨学金でほとんどを賄うことができる。

三つ目は様々な国の学生と交流できることだ。CAMPUS Asiaのプログラムは東工大と韓国のKAIST、そして中国にある清華大学の三つの大学間のプログラムであるため、留学先では韓国についてだけでなく、派遣メンバーとの会話から中国についての理解も深めることができた。また、プログラムのメンバー以外にも多くの留学生がKAISTにはいるので毎日が新しい発見ばかりでありモチベーションアップにつながった。

 一か月間、多くの人々に親切にしていただきとても楽しい日々であった。コーディネーターの方、事務の方のサポートには感謝を申し上げたい。ありがとうございました。

東アジアの文化、人の優しさに触れた1ヶ月

E.O.

E.O.

所属
建築学系 学士3年(当時)
派遣先
韓国・KAIST
留学年度
2018年度
参加プログラム
KAIST Winter Research Program(研究・1か月)

2019年2月2日から3月2日までの一ヶ月間KAISTにresearch oriented programとして滞在しました。東工大では研究室に所属する前でしたが、現地では建築と分野の近い、土木環境工学科の中にある、都市デザイン研究室に所属することができました。時期的に韓国の祝日との重なりが多く、研究室に滞在できた期間が短くなってしまいましたが、当時研究室で行なっていたプロジェクトの一部の手伝いと、自分のテーマの調査を行い、平日は朝から夕方まで毎日研究室にお世話になっていました。研究室では当初私が唯一の女子かつ外国人でしたが、先輩方が本当にとてもよく気にかけて下さり、生活面で困ることなく一ヶ月の滞在を終えることができました。
私にとって外国での長期滞在は今回が初めてで、不安もありましたが、問題なく一人で出かけることも、土日や祝日を使ってルームメイトと旅行に行くことも出来、とても過ごしやすかったです。また、研究室に所属していても韓国語の授業を取ることができ、現地で過ごす上で、文化を理解する上でとても役立ちました。
今回の滞在は韓国を知ることになると思っていましたが、ルームメイトが3人全員中国人であった事もあり、自国日本と中国韓国の文化の相違点を感じながら東アジアを理解する事に繋がったと思います。毎日研究室、部屋、ルームメイトとの会話で韓国語、中国語、日本語、英語を同じくらい聴いたり使ったりしながらの生活はとても新鮮であり、日中韓の近さも感じられました。

この滞在中にお世話になった研究室の先輩と先生、ルームメイト、そしてサポートして頂いた両大学の事務の方々には本当に感謝しています。

韓国での1ヶ月間の研究留学

小松 礼奈

小松 礼奈

所属
建築学系 修士2年(当時)
派遣先
韓国・KAIST
留学年度
2018年度
参加プログラム
サマースクール(研究)

 2018年8月13日~9月7日の4週間、韓国のデジョン市にあるKAISTで行われたサマープログラムに参加した。今回参加したプログラムは、"TKT CAMPUS Asia"と呼ばれるプログラムで、中国の清華大学と韓国のKAIST、日本の東工大による3カ国の合同プログラムである。Research courseに参加し、Civil & Environmental Engineering 学部のHan, Jong-In, Assoc. Prof.の研究室でお世話になった。研究室にはコアタイムがあり9:00〜18:00は基本的に研究室で作業していた。研究では空気清浄機のインペラの性能評価とモデリングを行った。また最終回のゼミでは、私が現在東工大で行っている研究を紹介するセミナーを開催した。1ヶ月間という期間は、研究という観点からみると短いと思う。しかし、今回の留学の目的は研究だけではなく、アジア地域の学生と交流することや他大学の学生の研究の現状を知ること、国際社会で活躍できる人材としての教養を身につけることなどであると思う。このような総合的な観点から今回の留学を振り返ると、非常に充実した1ヶ月間を過ごすことができたと確信している。

 留学をして一番良かったと思うことは、人の優しさに触れることができたことだと思う。文化や国が違う人と、表面的な付き合いではなく、きちんと友達になりたいと思って、少しでも縁があった人とはなるべく関わるように心がけた。以前の私はあまり、自分から積極的に人と関わろうとするタイプではなかったが、意識的に変わっていた。このような経験から留学以前には考えられなかった程多くの友達を作ることができた。これらの経験や自分から人と関わる積極性を忘れることなく今後も生活していきたい。

1ヶ月の生活を終えて

今本 南

今本 南

所属
生命理工学系 学士3年(当時)
派遣先
韓国・KAIST
留学年度
2018年度 
参加プログラム
サマースクール(研究)

                                 (写真左奥が今本さん)

안녕하세요! 1ヶ月に渡るKAIST Summer Programを終了しました、生命理工学院3年の今本南です。わたしはクロマチン に関する研究をしている研究室にて、博士課程の学生についてもらいながら1ヶ月間研究を行いました。

感想としては、想像以上に文化的に日本と近いなということです。韓国に着き初めて街中に降り立った時も、外国に来ているといる気分にならなかったくらいです。もちろん大きく違うことも多々ありますが、考え方や文化、食生活に思いの外共通点があり、生活で困ったことはほとんどありませんでした。政治面では色々ありますが、日本人が1番住みやすい国だと感じました。

わたしはこのプログラムに参加してよかったと心から感じています。得たこと、学んだことはここでは挙げきれませんが、なによりとても意義のある異文化交流ができました。短い間でしたが、韓国の文化や現地の学生と色々な話ができ、異なる意見などが聞けてとても面白い経験ができました。サポートしていただいた方々、現地の学生に感謝です。ありがとうございました。

キャンパスアジアプログラムを終えて

K.M.

K.M.

所属
有機材料工学科 学部4年(当時)
派遣先
韓国・KAIST
留学年度
2018年度 
参加プログラム
サマースクール(研究)

漠然と留学に行きたいと考えていた私は、4年の春、研究室の先生・先輩に一緒に学内の留学情報説明会に参加した。研究室に配属して間もない頃で、研究に興味がある私は、海外での研究生活について知りたいと思ったので、講義中心ものではなく、研究室で研究をする留学プランを探した。卒業研究との両立を考えると1カ月がちょうど良いと考えたため、このTKTキャンパスアジアプログラムは私にピッタリであった。

私の所属している学科は有機材料工学科といういわゆる材料系と呼ばれる分野に属する学科であるが、私の所属している研究室がバイオセンサーを研究しており、自分自身も生物系の分野に興味があること、研究室の指導教員が顔見知りなことなどから、Department of Biological Science のHak-sung Kim教授のところで学ぶことにした。KAISTの研究室ではMolecular Dynamics(MD)計算とプロテインデリバリーシステムについて学んだ。大変だったのは焼肉でお腹を壊した時だった。私はなかなか消化不良から回復せず、回復しない理由が、毎日の食事に当たり前のように使われている唐辛子だと気づくのに1週間を要した。

 他にも留学生の積極的にコミュニケーションを取ろうとしている姿を見て、積極的なほうが、学ぶことは多いということを改めて確認し、もっと積極性をもって自分から行動していきたいと思った。

実際に行って生活してみないとわからない,
新しい経験や価値観に出会うことができました

A.F.

A.F.

所属
化学生命科学研究所 修士1年(当時)
派遣先
韓国・KAIST
留学年度
2017年度
参加プログラム
KAIST Spring Research Program(研究・4か月)

私はKAISTの研究プログラムに参加し,1学期間Bio-Inspired Materialsの研究室で生体適合性を持つ新しい材料の開発を行いました。

慣れないことばかりでしたが、プロジェクトを一緒に進めてくれた博士学生2人を含め研究室の方々は本当に温かく迎えてくれ,サポートしてくれました。教授も含めたディスカッションや研究室でのゼミ発表を通して意見やアドバイスをいただくことができ、とても有意義な時間でした。

私がいる間は日本人が1人で最初は少し心細い気持ちもしましたが、以前Campus Asiaで東工大に来ていたKAISTの学生やその友達、KAISTでのイベントで出会ったたくさんの留学生と遊びに行ったり、ご飯を食べに行ったりしました。思っていたより多くの人が日本に興味を持っていて積極的に話しかけにきてくれ、とても嬉しく誇らしい気持ちになりました。

4ヶ月間の滞在を通して、多くの人と出会い自分の世界が広がりました。両国の歴史的な関係は難しいところはありますが、慣れない環境の中たくさんの優しさに触れることができ、自分で感じ体験してみなくてはわからないことを数多く得ることができました。これからも永く,深く続く関係を大切にしていきたいと思います。

自ら道を切り拓いていくことの大切さ、新たな一歩を踏み出す勇気、そして新しい仲間や環境に出会う楽しさを学びました。

竹之下 眞央子

竹之下 眞央子

所属
生命科学科 学部3年(当時)
派遣先
韓国・KAIST
留学年度
2017年度
参加プログラム
KAIST Fall Research Program (1か月)

私はKAISTの"Research Oriented Program"に参加し、Department of Biological Sciencesの研究室で脳疾患に関する研究チームに加わりました。

 CAMPUS Asia の魅力的な点は、協定校同士のプログラムであるため、研究室配属やビザ取得の手続きがスムーズで、渡航期間を自由に決められるところにあると思います。私は今回の留学費用は全て自分で用意しようと考えていたため、奨学金のサポートが充実しているところも大変助かりました。将来やりたいことが決まっている人もそうでない人も、海外で授業や研究に励むことで、新たな夢や目標が見つかると思います。それが、次のステップへと歩み出す自信や勇気に繋がるはずです。新しい人々や環境との出会いが、今後の学生生活や人生をより豊かにし、かけがえのない財産になると感じました。

 本当に多くの方が、韓国やKAISTに来たことを温かく迎えてくださいました。慣れない海外の地で、優しく声をかけてくれる人の存在がどれほど心強いかということを実感しました。優しさは言語の壁を超え、国境を越え、心の距離をぐっと縮めてくれました。韓国の友人や研究室の方が助けてくださったように、私も日本で留学生のサポートができればと思います。

留学したいけど、いろいろ面倒な手続きがなぁとか、経済的に厳しいという人には本当におすすめのプログラムです。普段とは違う研究室で研究をしたい、世界中に友達を作りたいという人にもおすすめです。

紺野 隆志

紺野 隆志

所属
機械科学科 学部3年(当時)
派遣先
韓国・KAIST
留学年度
2016年度
参加プログラム
KAIST Fall Research Program (研究・1セメスター)

この留学プログラムは、他の派遣留学プログラムと比べて、コーディネーターの方がいろいろと手続きをしてくださるため、自分で面倒な手続きをする必要がなく、また、毎月十分な額の奨学金がもらえるので、自分で一切費用を負担しなくても留学ができます。自分は学部生だったため、1セメスター在籍する必要がありましたが、院生であれば1か月以上から手軽に留学を経験することができます(注1)。留学したいけど、いろいろ面倒な手続きがなぁとか、経済的に厳しいという人には本当におすすめのプログラムです。
また、KAISTは東工大と同じようにレベルの高い研究をしており、研究室でも英語だけで活動することができます。さらに、交換留学生がとても多く、特にドイツやフランスからは1セメスターに30-40人ほど来ており、積極的に行動すれば、韓国にいながら世界中に友達を作ることができます。欧米の人と韓国を旅行するという、とても珍しい体験をすることができます。普段とは違う研究室で研究をしたい、世界中に友達を作りたいという人にもおすすめのプログラムだと思います。
東工大にはいろんなプログラムがあるので、少しでも興味があるならとりあえず参加してみるといいと思います。

注1:2017年度より、学士課程3年生・4年生も、1か月以上からの研究留学が可能となっています。

積極性にあふれた友人たちに囲まれたことで、自身の積極性が大事ということを生身で経験したこと、それが交友関係や楽しみなど幅広く影響していくと感じたことは、帰国後、自身の将来のことなどを考える時にとても役立っていると思います。

村井  友海

村井 友海

所属
化学科 学部3年(当時)
派遣先
韓国・KAIST
留学年度
2016年度 
参加プログラム
サマープログラム

元々東アジアへの留学に興味があったので、CAMPUS Asiaのプログラムで1か月間KAISTに滞在しました。KAISTでの1か月間は、様々な分野を勉強するのと同時に、私よりももっと積極性にあふれた人に取り囲まれた1か月間であったと思います。清華大生のルームメートは、既に起業しているとのことで、何事もすごく積極的で、友達同士の外食から週末の外出、インタビューなど色々と誘ってもらいました。また知り合ったKAIST生も日常生活からField Trip まであれこれ面倒を見てくれ、韓国語のできない私に代わって予約を取ってくれたり、店などを紹介してくれたりと、積極的に、そして楽しそうに手伝ってくれました。そんな積極的な人たちに囲まれて、結果的に私もより積極的になろうとしていたと思います。また、自分が積極的になるほど、自分の足りないこと、手伝ってほしいことが出て来て、それが逆に新しい交友関係や楽しみを深めてくれるように感じました。自分から英語で表現できることが限られていて、友達同士のお喋りで苦戦したことは惜しいと感じましたが、その惜しいという思いも、このままではいけないという積極性には繋がって行っていったと思います。積極性にあふれた友人たちに囲まれたことで、自身の積極性が大事ということを生身で経験したこと、それが交友関係や楽しみなど幅広く影響していくと感じたことは、帰国後、自身の将来のことなどを考える時にとても役立っていると思います。

英語を使わざるをえない状況に置かれたことで、自分がわかる単語の範囲でなんとか伝えようとする姿勢が生まれるようになった。

秋山 遊

秋山 遊

所属
機械物理工学専攻 修士1年(当時)
派遣先
韓国・KAIST
留学年度
2015年度 
参加プログラム
サマープログラム+研究

今回の留学を通して自分が最も成長したと感じるのはやはり英語力、特にスピーキングの力である。留学前は不意に英語で話す機会があると単語が何も浮かばなかったり、第一に文法を気にしてしまったりと、全く会話にならない状況が多かった。だが、英語を使わざるをえない状況に置かれたことで、自分がわかる単語の範囲でなんとか伝えようとする姿勢が生まれるようになった。

日本人は英語が苦手と言われているが、実は韓国人にとっても英語はかなり苦手なようである。KAISTの学生と留学生との会話をよく聞いていると、極力スピードを落として話しているのがわかった。自分もそれを真似して、一つ一つの単語をゆったりと話すようにしたところ、考える余裕が生まれるようになり、自信が持てるようになった。

自分は飲食店でアルバイトをしているのだが、帰国後すぐに外国のお客さんの対応をする機会があった。このようなとき、以前は英語表記のメニューを渡して、それきりにしてしまうことが多かった。だが今はある程度の自信を持って「会話」をするようになっている。英語をマスターするためにボキャブラリーを身につけるのは勿論必要だが、それ以前に話す機会が無いと身につくはずはなく、今回の留学は非常に貴重な体験となった。

吾妻 恒栄

吾妻 恒栄

所属
有機・高分子物質専攻修士2年(当時)
派遣先
KAIST
留学年度
2015年度
参加プログラム
研究プログラム

私は2015年度のキャンパスアジアプログラムに参加し、KAIST(韓国)に45日滞在しました。専攻内の中間発表会へ参加しなくてはならないため、予定されていた期間ではなく、10月から単独で留学をすることになりました。留学先の指導教員とはもともと交流があり、事前に論文などを通して研究内容を知っており、以前から訪れてみたいと考えておりました。

実際に研究生活を送ることで、海外での実験の大変さを実感いたしました。しかし、このプログラムを通して実験のノウハウや英語でのコミュニケーションを学ぶことができ、帰国後の研究活動を行っていくうえで非常に重要な経験になりました。さらに、同じ研究室で研究活動を行うことで、彼らの考え方や文化、生活を直に学ぶことができ、留学前に持っていたイメージとは大きく異なることに驚かされました。

研究や授業を通して、研究者としてだけでなく国際人としての教養を身につけることができ、自分や国の将来を考えるうえで有意義な経験になると思っております。

このプログラムを通じ、経験、友情、愛情などを収穫できました。

史 恒宇

史 恒宇

所属
生命情報専攻
派遣先
KAIST
留学年度
2015年度
参加プログラム
研究体験型プログラム

私は日本語学校の時代から色々な意味で韓国という国と触れ合った経験があります。熱心に授業や研究に取り込んでいる私にとって長期留学は難しいことでしたが、TKT CAMPUS Asia Programであれば1ヶ月の短期留学も可能であり、「いつやるの?今でしょう!」と考え、応募しました。担当の方たちは非常に親切であり、留学スケジュールも柔軟に調整していただき、資金面の支援も充実していました。現地での滞在はたった1ヶ月でしたが、学業でも生活でも十分に楽しめました。学生寮と研究室はキャンパスの両端にあり、研究室の先輩はよく車で迎えに来てくれて親切でした。学業の面でも、従来韓国語でやったゼミは英語に切り替え、私も討論できるようにしてくださいました。また、前に東工大に留学に来たKAISTの学生たちも優しく、いろいろサポートしてくれました。週末の時にソウルなどに遊びに行くとかもできます。手頃な値段でタクシーとバスを利用し、片道3時間でソウル中心にアクセスできます。地下鉄や飲食店などは日本語メニューがありますので、困らずに楽しめます。このプログラムを通じ、経験、友情、愛情などを収穫でき、最高でした。

小倉 尚人(韓国・KAIST)

小倉 尚人(韓国・KAIST)

この留学では韓国語の講義と英語で生命科学を学ぶ講義、そして韓国の文化を見学、体験するフィールドトリップがありました。しかし、私にとって最も大切な経験になったのは一緒にプログラムに参加していた清華大学の学生と行動を共にしたことです。

お互い英語でコミュニケーションを取るのですが、打ち解けてくるとジョークを言ったり習った韓国語を英語に組み込んだりして非常にフランクに英会話することができるようになりました。移動時間や食事中、時には散歩しながら自分の国のことや将来のことなど色々語り合いました。同じ寮に住み、講義、食事、運動を一緒にしました。そして休日には済州島やソウルに旅行していたのでほとんどの時間を彼らと過ごしました。今でもメールのやり取りをする仲になりました。

韓国の最先端の理系大学で1か月間過ごすことのできるこのプログラムは専門知識だけでなく、切磋琢磨できる海外の仲間と出会うこともできます。

仙田 有絵(韓国・KAIST)

仙田 有絵(韓国・KAIST)

留学には前々から興味を持っておりました。しかし、休学には抵抗があった上、就職活動を行っていたので、留学は無理かな・・・と諦めていました。そんな時に紹介されたのがCAMPUS Asia Programでした。KAISTであれば、1か月以上からの留学を受け入れています。また、コーディネーターの方を通じて受け入れ先の研究室を手配してくれるので、他の留学プログラムに比べると、留学前の手続きが比較的簡単だと思います。私の場合は、秋学期 1ヶ月の研究のための留学でした。1か月間で研究を進めることはとても難しかったですし、できることも限られています。しかし、成長著しい韓国社会の現状や向学心及び好奇心旺盛なKAISTの学生と交流から刺激を受けると同時に世界中の競争が激化しているという現実を肌で感じることができ、よい経験になったと思います。興味のある方は、ぜひ参加してください!特に、忙しい方にはおすすめのプログラムです。

薛 キョウ(韓国・KAIST)

薛 キョウ(韓国・KAIST)

私は大学の交流イベントに参加したのがきっかけで、KAISTの先生にお話を伺ったことがあり、異なる文化を持つ研究者と会話した際に、新たな視点に立った内容が多く、非常に興味が引かれました。そのゆえに、留学プログラムを応募しました。

留学期間は2ヶ月で、留学期間内、KAISTで行われる2つのレクチャーを受けました。
KAISTでの授業は活気に満ちていて、毎日楽しい授業を受けることができました。特に、韓国語のレッスンでは、担当の先生が優しく話しをしてくれたり、笑わせてくれたりとても楽しかったです。また、留学していた間、自分と同じ研究分野の研究室に所属し、多くの文献を読み、メモをつくりながら、自らのアイディアをまとめていくとともに、研究室のセミナー・勉強会に参加し、他の研究者の発表や討論を聴くことに力を入れました。

留学プログラムに参加したことにより、私は同じ分野の新たな視点に立った内容の勉強を通し、自分の研究と比較でき、自分の視野が広くなり、物の見方や考え方、知識に幅が出てきました。また、ほかの研究成果を目にしたことで、将来、自分の研究にも役立つと信じています。

新岡 琢也

新岡 琢也

所属
工学部 機械知能システム学科
派遣先
韓国・KAIST
留学年度
2012年度(学部3年時)
参加プログラム
サマープログラム

私がTKT Campus Asia Programに応募したきっかけは、韓国という国の実態を自分の目で見、肌で感じてみたいと思ったことでした。
このプログラムに参加して、私の韓国、そしてアジアに対する価値観は劇的に変わりました。メディアから与えられる偏った情報により、韓国に対して漠然と偏見を持っていた自分の無知さに恥ずかしさを覚えました。日本に入ってくるアジアの情報は本当に偏っています。実際の韓国は文化、食、生活共に日本人には非常に馴染みやすく快適で、隣国のありがたさを痛感させられました。日本・韓国・中国の間には政治的問題が山積しています。しかし、文化や技術の面は政治問題を差し置いて、もっと連携していくべきだと感じました。中国や韓国に興味のある方は、是非トライしてみて下さい。周囲から与えられる情報、社会の常識を単に鵜呑みにするのではなく、経験で自身で判断してください。そうすれば思った以上に世界観が広がるはずです。

常川 拓浩(韓国・KAIST)

常川 拓浩(韓国・KAIST)

大学院に進学してから国際コミュニケーションの重要性を感じ、同じ研究室の留学生と英語で会話するようになりました。英語でのコミュニケーション能力を向上させるため留学を考えていたところ、指導教官からこのプログラムを勧めて頂きました。プログラムの受け入れ大学であったKAISTは、韓国でも最先端の理系大学でもあるので、英語の能力だけでなく、専門分野の知見が得られると思い、参加を決意しました。
留学期間は2ヶ月で、はじめの1ヶ月は、韓国語やKAISTで行われている研究の授業を受けました。次の1ヶ月では、自分の専門分野に近い研究室に所属し研究に参加しました。研究室の活動では、学生が積極的に議論している姿に刺激を受けました。日本語がほとんど通用しない環境で2ヶ月間過ごすことができたこと、留学最終日にKAISTでの指導教官から「君の英語は分かりやすかったよ。」と言って頂けたことは、自分にとって大きな自信となりました。

小林 諒平(韓国・KAIST)

小林 諒平(韓国・KAIST)

機会があれば、留学に挑戦してください。私の場合は1学期(4ヶ月)の留学でした。ただ、留学先の大学の授業や英語に慣れるのに1、2ヶ月かかったため、4ヶ月は短く感じました。語学力の関係から、留学自体を諦めてしまう人がいると思います。私も自慢できる英語力はありませんでしたが、留学を決意しました。最初は、英語を使ってのメールや会話に苦労しましたが、慣れるにしたがい以前よりスムーズに英文メールや会話をこなせるようになりました。英語の問題は、時間が解決してくれます。「英語力がちょっと不安...」という気持ちがあったとしても、留学できる機会があれば是非トライしてみましょう。

・現地での生活はいかがでしたか?
KAISTは全寮制ですので、学生はみな寮で生活をしており、授業も寮から簡単に行けてしまう距離にあったので、便利でした。部屋は相部屋で、6畳程度の広さでした。扉を開けて部屋に入るとベッドが両脇にあって、その奥にデスクが置いてありました。相部屋になった学生は身長が2mほどあるスウェーデン人でした。
留学中は、平日はほぼ授業と研究漬けの生活でした。授業がないときは主に図書館へ行って勉強をしていました。私を含め、基本的にみなストイックな生活をしていたという印象があります。それでも、休日は公園で他の学生たちと遊んだり、食事をしたり、ときには息抜きにソウルに出かけたりして過ごしました。

・留学してよかったと実感していることについてお話しください。
自分のネイティブの言語を使わないで生活していくということがどんなものなのか体験できたことは、大きな収穫でした。それから、多少のことでは物怖じしなくなりました。留学した当初は、日本人学生は私一人だけでしたし、ディスカッションやグループワークで意見を述べるにしても、誰の助けを借りるわけにもいきませんでしたので、ある意味開き直るしかなかったということも良かったと思います。

・韓国について、文化的にはどんな印象でしたか?
とにかく物価が安い。タクシーの値段が日本の約4分の1なのにはびっくりしました。無料のウォーターサーバー(浄水器)が至る所にあるのも、日本にはないことでちょっと驚きました。


8:00AM~9:00AM 起床・身支度
9:00AM~10:00AM 朝食(KAIST内のお気に入りのピザハウスで)
10:30AM~12:00PM 授業(火・木)、授業に出ていない時間は図書館など
12:30PM~2:00PM 授業(月・水)、授業に出ていない時間は図書館など
12:00PM~1:00PM(火・木)
3:00PM~4:00PM(月・水)
昼食(朝食と同じピザハウスや学食)
3:00PM~11:00PM コーヒーを買って研究室へ(適宜夕食)
11:00PM~0:00AM 帰宅・就寝




・現地での生活はいかがでしたか?
KAISTは全寮制ですので、学生はみな寮で生活をしており、授業も寮から簡単に行けてしまう距離にあったので、便利でした。部屋は相部屋で、6畳程度の広さでした。扉を開けて部屋に入るとベッドが両脇にあって、その奥にデスクが置いてありました。相部屋になった学生は身長が2mほどあるスウェーデン人でした。
留学中は、平日はほぼ授業と研究漬けの生活でした。授業がないときは主に図書館へ行って勉強をしていました。私を含め、基本的にみなストイックな生活をしていたという印象があります。それでも、休日は公園で他の学生たちと遊んだり、食事をしたり、ときには息抜きにソウルに出かけたりして過ごしました。
・留学してよかったと実感していることについてお話しください。
自分のネイティブの言語を使わないで生活していくということがどんなものなのか体験できたことは、大きな収穫でした。それから、多少のことでは物怖じしなくなりました。留学した当初は、日本人学生は私一人だけでしたし、ディスカッションやグループワークで意見を述べるにしても、誰の助けを借りるわけにもいきませんでしたので、ある意味開き直るしかなかったということも良かったと思います。
・韓国について、文化的にはどんな印象でしたか?
とにかく物価が安い。タクシーの値段が日本の約4分の1なのにはびっくりしました。無料のウォーターサーバー(浄水器)が至る所にあるのも、日本にはないことでちょっと驚きました。